あとがき

このお題はとても難しかったです。
漠然としているし、前世からのことを持ち出すと私の手には負えなくなるし。

悩んで『絆』を辞書で引いたりしているうちに最後の和歌を知り、そこからイメージしてこんな話にしてみました。

歌の訳としては「世の中の辛いことが見えない山に入ろうにも愛しいと思う人のことが枷になっているよ」という感じでしょうか?

「山に入る」というと出家するという意味もあったと思いますので、「三蔵にはちょうどいいかな?」とも思いました。

短いですが、三蔵の独白にするとどうしても長くできません。
ごめんなさい。

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